動画配信サービスのプロフィールで、視聴を分けたい相手の整理
家族で動画配信サービスを使うと、履歴やおすすめが混ざって、自分が見たい作品を探しにくくなる場面があります。
家族で動画配信サービスを使うからといって、全員が必ず別々のプロフィールを作る必要はありません。
最初に考えたいのは、「家族の誰と誰の視聴を分けたいのか」です。自分と子ども、夫婦それぞれなど、履歴やおすすめが混ざると使いにくい組み合わせから整理します。
家族全員が必ずプロフィールを分けるのではなく、視聴履歴やおすすめなどを誰と分けたいかを先に整理します。
サービスによってプロフィール、サブプロフィール、ファミリー向けの仕組みなど名称や仕様は異なります。まず家庭側で必要な分け方を決め、そのあと候補サービスで実現できるかを確認します。
自分の画面から見たい作品へ戻れる状態を作る
プロフィールを分ける目的は、人数分の画面を作ること自体ではありません。家族それぞれが、自分の見たい作品を探しやすい状態にすることです。
たとえば昨日見ていたドラマの続きを見ようとしたとき、自分の視聴中作品がすぐ見つかれば、そのまま次の話へ進めます。家族が見ているアニメや別ジャンルの作品に埋もれて、続きを探し直す時間を減らせます。
家族側も、それぞれの画面で自分が見ていた作品や候補を探しやすくなれば、同じサービスを使いながら別々の作品時間を作れます。
自分の画面を開いたら、家族の履歴に埋もれず見たかった作品の続きへ戻れる
「プロフィールがあるから便利」ではなく、自分が見たい作品へ戻るまでの迷いを減らせるかを基準に考えます。
プロフィールで何を分けたいかを決める
誰と誰を分けたいかが見えたら、次は何を分けたいのかを整理します。すべての機能を分離できる必要はなく、自宅で困っている部分だけ確認します。
- 誰が何を見たかという視聴履歴を分けたい
- 視聴中や続きから見る作品を分けたい
- 表示されるおすすめをできるだけ分けたい
- 自分用のマイリストなどを分けたい
- 子ども向けの表示や年齢に関する設定を利用者ごとに分けたい
実際にどこまで分けられるかはサービスごとに異なります。プロフィールを分ければ、履歴やおすすめなどが必ず完全に独立するとは考えず、自分が分けたい情報について現在の仕様を確認します。
プロフィール数の多さではなく、家族の誰と誰の視聴を分けたいかで必要数を決める
自宅で必要な利用者別画面の数を決める
次は、家族全員の人数ではなく、実際に視聴を分けたい組み合わせから必要数を考えます。
- 親と子どもで見る作品が大きく違うなら、それぞれ分ける
- 夫婦で好みや視聴履歴を別にしたいなら、それぞれ分ける
- 家族でほぼ同じ作品しか見ないなら、無理に人数分作らない
- 子どもだけ専用の画面が必要なら、子ども用だけ分ける
たとえば夫婦2人と子ども1人の家庭でも、全員を必ず3つに分けるとは限りません。夫婦は同じ画面を使い、子どもだけ分けたいなら、家庭側では最低2つの利用者別画面が必要という考え方になります。
最後に、「うちは【誰】と【誰】を分けたいので、最低【必要数】の利用者別画面が必要」と整理してみましょう。
さらに、その画面ごとに「履歴を分けたい」「続きから見るを分けたい」「おすすめも分けたい」など、自宅で必要な条件を一つずつ付け加えます。
必要なプロフィール数と分けたい情報を現在仕様で確認する
必要な利用者別画面の数が決まったら、その条件を候補サービスの現在の仕組みへ当てはめます。
まず「【誰】と【誰】を分けるため、最低【必要数】の利用者別画面が必要」と決めます。
次に、その画面ごとに【視聴履歴/続きから見る/おすすめ/マイリスト等】のうち、何を分けたいのかを確認します。
子ども用の画面が必要な家庭では、その利用者別画面で必要な子ども向け・年齢に関する設定が現在使えるかも、必要な範囲だけ確認します。
必要数と分けたい情報の両方が現在の仕様に合えば、「家族向け機能が多そう」という曖昧な選び方ではなく、自宅で使いやすいサービスとして判断できます。
分けたい家族と必要なプロフィール数が決まったら、その情報や設定を現在分けられるサービスだけを確認すれば選びやすくなります。
現在の主なサービスの仕様を整理すると、次のようになります(2026年9月時点)。
| サービス | プロフィール数の上限 | 履歴・おすすめなどの分離 | 子ども向け設定 |
|---|---|---|---|
| Netflix | 最大5個 | 視聴履歴や評価などをプロフィールごとに管理し、視聴傾向や評価に応じておすすめを表示 | お子様用プロフィール・年齢制限あり |
| Hulu | 最大6個(オーナー含む) | お気に入りリスト・視聴履歴をプロフィールごとに管理 | キッズプロフィールあり |
| DMM TV | 追加3個まで(メイン含め最大4個) | おすすめ・視聴履歴・プレイヤー設定をプロフィールごとに管理 | 年齢による視聴制限、購入・ポイントチャージの制限を設定可能 |
| U-NEXT | サブアカウント3つまで無料(メイン含め最大4) | マイリスト・視聴履歴はアカウントごとに分離(おすすめの分離は今回確認した公式ヘルプでは明記なし) | Kidsモードあり(原則8歳未満向け、利用時間・有料作品の表示を制限可能) |
| ABEMA | 家族別プロフィール数の公式案内なし | 同じアカウントを別デバイスへ共有すると、マイリスト・視聴履歴なども同じデータを利用 | 家族別プロフィールとして分ける公式案内なし |
家族の人数が多く、履歴やお気に入りも分けて使いたいなら、この5サービスの中では最大6プロフィールを設定できるHuluが選択肢になります。
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