ジュラシックシリーズは子どもに怖い?全7作品を親子で見るか決めるポイント

自宅のリビングで保護者と子どもがテレビを見る前に、大きな音や怖い場面について相談しているイメージ 映画

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ジュラシックシリーズを子どもと見る前に、年齢以外で見ておくこと

「恐竜が好きだから一緒に見たい。でも、急に襲われたり大きな鳴き声がしたりすると怖がらないかな」「Gなら幼い子でも大丈夫?」「『ジュラシック・パーク』のPG12はどう考えればいい?」と迷う保護者もいるでしょう。

ジュラシックシリーズを親子で見るかどうかは、年齢だけでは決めにくいところがあります。映倫の区分は大切な判断材料ですが、同じ年齢でも、大きな音が苦手な子、追いかけられる場面が苦手な子、暗い場所になると怖くなる子では受け取り方が違うからです。

何歳かだけでなく、その子が「大きな音・追跡・暗さ・突然の登場」のどれを怖がりやすいかまで考えると、今見るか、大人と一緒に試すか、今回は見送るかを決めやすくなります。

『ジュラシック・パーク』の2015年劇場再公開向け新版はPG12ですが、これは12歳未満が一律に見られないという意味ではありません。

一方、G区分の作品も「怖い場面がない」とは限りません。区分と、その子が普段どんな演出に反応するかを一緒に見ていきます。

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークIII』の2023年劇場再公開向け新版と、『ジュラシック・ワールド』以降の作品はG区分を確認できます。

ただし、Gも「怖い場面がない」という意味ではありません。この記事では区分だけでなく、子どもが反応しやすい怖さの種類から最初の1作品を考えます。

恐竜が好きでも「何を怖がるか」は子どもによって違う

ここで分けて考えたいのが、「恐竜が好き」と「恐竜に追われる映画演出も平気」は同じではないことです。

図鑑や恐竜のおもちゃは大好きでも、映画館のような大きな鳴き声には驚くかもしれません。恐竜の姿は喜んで見られても、暗い場所から突然近づいてくる場面は苦手ということもあります。

  • 突然性・大きな音:急に恐竜が現れる場面や、大きな鳴き声に驚きやすいか
  • 追跡・逃げ場のない緊張:人が恐竜から逃げ続ける場面を怖がりやすいか
  • 暗さ・見た目の怖さ:夜や暗い建物、不気味に近づく恐竜の姿が苦手か

苦手な怖さが分かれば、避けるだけではなく、恐竜の迫力を親子で楽しめそうな見方まで選べます。音量を下げる、明るい時間に見る、保護者が隣にいるなど、その子に合わせて準備できるからです。

追いかけられる場面は平気でも、突然大きな音が出ると驚く子もいます。「何歳だから」ではなく、「うちの子は何に反応しやすいか」が分かれば、見る作品だけでなく、音量や見る時間も決めやすくなります。

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全7作品は「怖さ」と「楽しめる体験」の両方から選ぶ

全7作品を「怖い順」に並べる必要はありません。ここから見るのは、それぞれで目立つ怖さと、子どもが見たがっている恐竜体験が合うかどうかです。

『ジュラシック・パーク』
怖さ:夜や停電した場所で、大型恐竜が突然近づいたり追いかけたりする緊張があります。
楽しみ:初めて本物のような恐竜を目の前にした驚きから、恐竜のいる島を冒険する体験へ進みます。
選び方:恐竜への興味が強く、大きな音や暗い場面も保護者と一緒なら試せそうな子の候補です。

『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』
怖さ:恐竜がいる場所で追われる場面に加え、人の生活圏まで危険が広がる展開があります。
楽しみ:島の中だけにとどまらず、恐竜と人間の世界が接近していくスケールの大きな展開を楽しめます。
選び方:逃げ続ける緊張や大型恐竜が人へ迫る場面を苦手にしないか、事前に考えておきたい作品です。

『ジュラシック・パークIII』
怖さ:島での遭難と追跡が中心になり、恐竜との距離が近い場面が続きます。
楽しみ:新たな恐竜との遭遇や、島から脱出する冒険を比較的まとまった流れで追えます。
選び方:恐竜に追われる場面そのものを楽しめそうかが、親子で選ぶ一つの基準になります。

『ジュラシック・ワールド』
怖さ:多くの人がいる恐竜テーマパークで事態が変化し、逃げる人々や大型恐竜の襲撃が描かれます。
楽しみ:営業中の恐竜パークを歩くようなワクワク感から、恐竜同士の迫力ある場面まで楽しめます。
選び方:恐竜パークを見てみたい気持ちが強く、状況が一気に危険へ変わる展開にも挑戦できそうな子の候補です。

『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
怖さ:暗い場所や逃げ場の限られた状況など、恐竜が近くへ迫る怖さがあります。
楽しみ:恐竜を助けるかどうかという選択とともに、人と恐竜の関係が次の段階へ進む物語を追えます。
選び方:暗さや近距離から迫られる演出が苦手な子は、保護者が予告編などで雰囲気を先に把握しておくと選びやすくなります。

『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
怖さ:恐竜が特別な施設だけでなく人間の暮らす世界にも存在し、さまざまな場所で危険に遭遇します。
楽しみ:旧シリーズと『ジュラシック・ワールド』側の人物や物語が交わり、人と恐竜が同じ世界で暮らす状況を追えます。
選び方:シリーズを順番に見てきた子が、その先の世界を見たいと感じたときに選びやすい作品です。

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
怖さ:恐竜がいる場所へ入っていく緊張や、巨大な生き物と遭遇する危険を含みます。
楽しみ:これまでの作品とは異なる人物たちとともに、再び恐竜のいる場所へ踏み込む冒険を追えます。
選び方:過去作を楽しめたうえで、新しい冒険や恐竜との遭遇をさらに見たい子の候補にできます。

どの作品も、「この作品なら絶対に怖くない」と決める必要はありません。子どもが見たがっている恐竜や舞台と、その子が苦手な怖さを比べて、「この1本なら一緒に試してみよう」と思える候補を選びます。

シリーズを公開順に追いたい家庭は、ジュラシックシリーズの見る順番も確認できます。怖さとの相性から1本だけ選びたい場合は、全作品の順番まで先に決める必要はありません。

最初の1作品は「親子で試す時間」まで決める

最初に見る作品は、第1作でなければならないわけではありません。子どもが『ジュラシック・ワールド』の恐竜を見たがっていたり、『復活の大地』に興味を持っていたりするなら、その作品から考えることもできます。

その場合も、先に保護者が公式予告編とこの記事の怖さの特徴を見ておきます。目的は「最後まで見せられるか」を決めることではなく、途中でやめても大丈夫な状態で試せるようにすることです。

休日の昼に保護者も一緒に見たり、普段より音量を控えたりして、子どもが怖くなったときにすぐ止められる環境を作っておくと試しやすくなります。

最初から7作品を全部見る予定を立てるより、まず1本です。その1本をどう感じたかが分かれば、次も見たいのか、しばらく間を空けたいのかを親子で決められます。

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この4つが決まれば親子で最初の1作品を試せる

ここまでで、年齢だけを見て迷っていた状態から、「うちの子が苦手な怖さ」と「それでも見てみたい恐竜体験」を基準に候補を選べます。最後に、その1本を実際に見る場面まで決めます。

親子で試す1本と見方を決める

  • 子どもが苦手なのは「音・追跡・暗さ」のどれかを考えた
  • 怖さと楽しめる体験を比べて、最初に見る1作品を決めた
  • 昼か夜か、音量、誰と一緒に見るかを決めた
  • 怖くなったら一時停止し、続けるか別日にするか本人と決めることにした

たとえば「恐竜は大好きだけれど暗い場面が苦手だから、休日の昼に親と一緒に音量を少し下げて、この1本を試してみる」と言えるところまで決まれば、怖さだけを理由にシリーズ全体を避ける必要はありません。

途中で怖がったら、その場で続きを決めなくてよい

見る前に準備していても、実際の場面を見たときの反応は分かりません。目をそらす、耳をふさぐ、体を固くする、別の話を始めるといった様子があれば、「平気なはず」と決めず、一度止めて本人の様子を見ます。

途中で止めても、作品選びに失敗したわけではありません。その日はここまでにする、明るい時間に続きを見る、別の日へ回す。実際に見たときの反応も、次にどうするかを決める材料になります。

反対に、「もう少し見たい」と本人が感じていて、保護者も続けられそうだと判断したなら、そのまま一緒に先へ進めます。大切なのは、完走を目標にすることではなく、その日の様子に合わせて続ける・止めるを選べることです。

見る作品と親子で試す環境まで決まったら、現在の配信状況を確認し、無理のない1作品から一緒に見始めます。

選んだ作品が現在どこで見られるかだけ確認したい人は、ジュラシックシリーズの配信状況から視聴先を確認できます。

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選んだ1作品を親子で無理なく見始める

ここまでで必要なのは、「何歳なら絶対に大丈夫」という答えではありません。その子が苦手な怖さ、見てみたい作品、見る環境、怖くなったときの止め方まで分かれば、今の家庭に合う判断ができます。

今なら一緒に見られそうなら見る。少し迷うなら予告編を見て親子で試す。まだ怖そうなら今回は見送る。どの選択でも、次に興味を持ったときに改めて考えられます。

怖くなったら止められる準備までできたら、あとは今、親子で恐竜の世界へ入ってみるかを決めるだけです。

巨大な恐竜が画面へ現れた瞬間、子どもが驚くかもしれませんし、「今の見た?」と目を輝かせるかもしれません。少し怖くなれば止めて、大丈夫そうならまた続きを見る。

恐竜の迫力と冒険のハラハラを、その子のペースで一緒に味わう映画時間へつなげられます。

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