ディズニープラスのIMAXは何が違う?まず映像と音声を分けて考える
Disney+のIMAX Enhancedで、まず分かりやすく違うのは映像の画角です。対応作品では1.90:1のIMAX版拡大アスペクト比を利用でき、通常版より上下方向に多くの映像が見える場合があります。
Disney公式では、対応作品の一部について通常版より最大26%多く元の映像を表示できると案内しています。ただし、すべての作品・すべての場面で必ず26%広がるわけではなく、一部のシーケンスだけIMAXの拡大アスペクト比になる作品もあります。
一方、IMAX Enhanced sound with DTS:Xは映像とは別条件です。IMAX Enhanced表示があるからといって、どのテレビや端末でもDTS:X音声まで利用できるわけではありません。
まず「広い映像を見たいのか」「DTS:Xまで含めて音も変えたいのか」を分けると、今の機器で得られるIMAX Enhancedの違いが見えてきます。
そのため、「IMAX Enhanced対応テレビを持っていないから自分には関係ない」と決める必要もありません。映像側の拡大アスペクト比と、音声側のDTS:Xを別々に確認して、自分の環境で使える部分を選びます。
見慣れた映画でも上下に見える範囲が変わることがある
お気に入りの映画をもう一度見るとき、作品や画面環境によっては通常のワイドスクリーン版で上下に黒帯が入り、横長の構図で映像を見ることがあります。
IMAX版拡大アスペクト比に対応した場面では、その上下方向により多くの映像が表示されるため、人物だけでなく、背景の建物、空間の高さ、アクション中の上下方向まで、以前とは違う範囲で見られる場合があります。
見慣れた映画でも、通常版では見えていなかった上下の映像まで含めてもう一度楽しめるので、すでに内容を知っている作品でも、画面の使われ方を見直す理由になります。
ただし、IMAX版の方が必ず自分に合うとは限りません。横長の構図で見慣れている作品なら、Widescreen版の方が好みに合うこともあります。
一部作品ではVersionsタブからIMAX EnhancedとWidescreenを選べるため、「広く見える方が正解」と決めず、その日の見方に合わせて選べます。
IMAX Enhancedの映像とDTS:X音声は利用条件が違う
IMAX Enhancedを使うときに混同しやすいのが、「映像が変わる条件」と「音声が変わる条件」です。
映像はIMAX版拡大アスペクト比を見る
映像側では、対応作品で1.90:1のIMAX版拡大アスペクト比を利用できます。Disney+公式ヘルプでは、対応作品の拡大アスペクト比はDisney+対応デバイスで利用できると案内されています。
そのため、専用のIMAX Enhanced認証テレビがないと拡大アスペクト比そのものを利用できない、と一律に考える必要はありません。
音声はIMAX Enhanced sound with DTS:Xの対応条件を見る
音声側のIMAX Enhanced sound with DTS:Xは、映像より条件が限定されています。対象作品側のDTS:X対応に加え、現在利用しているデバイスも対応している必要があります。
IMAX Enhanced sound with DTS:Xは対応するAndroid TVデバイスが限定されています。日本で実際に利用できるかは、対象作品にDTS:X表示があるかと、現在使っているデバイスの対応条件を確認して判断します。
つまり、「IMAX Enhancedで映像を見られる」と「DTS:X音声まで使える」は同じ意味ではありません。映像だけ利用する人と、映像と音声の両方を利用できる人がいる、と分けて考えます。
今のテレビと再生機器でどこまで楽しむか決める
ここまで分かったら、高価な機器へ買い替えることを考える前に、今持っている環境で何を利用したいかへ当てはめます。
まず広い映像を見たい
Disney+対応デバイスでIMAX Enhanced対象作品を見るなら、まず映像側の拡大アスペクト比を試す候補にできます。DTS:X対応環境を持っていなくても、それだけでIMAX Enhancedを選ぶ意味がなくなるわけではありません。
DTS:Xまで含めて音も楽しみたい
音声まで変えたい場合は、作品側にDTS:X対応があるか、現在使っているデバイスが対応条件を満たしているかを追加で確認します。
DTS:X対応環境ではない
この場合も、映像側のIMAX版拡大アスペクト比を利用できるか確認できます。「音声まで使えないからIMAX Enhancedを選ばない」と一括で決める必要はありません。
Widescreen版の構図で見たい
Versionsタブがある作品なら、IMAX EnhancedではなくWidescreenを選ぶこともできます。上下方向の映像が増えることより、見慣れた横長の構図を優先したいなら、その選択で構いません。
IMAX Enhancedは「テレビが対応しているか」だけでなく、映像と音声を分けて判断すると、自分には何も使えないと思い込まず、今の環境に合う再生方法を選べます。
ここで、「自分は映像面を目的にIMAX Enhancedで見る」「DTS:Xまで利用できるか確認してから見る」「今回はWidescreen版で見る」のどれかを決めます。
今の環境で使えるIMAX Enhancedを選んで再生する
最後に確認するのは、最高の視聴環境を作れているかではありません。自分が見たい映画で、今の機器からどこまで利用できるかです。
見たい映画に合わせて再生方法を決める
お気に入りの映画を、これまでより広い映像でもう一度見たいなら、対象作品にIMAX Enhanced表示があるかを確認します。
映像だけ楽しみたいなら、拡大アスペクト比を利用できるかを見れば十分です。音までIMAX Enhancedで楽しみたい場合だけ、DTS:X表示と現在のデバイス条件を追加で確認します。
DTS:X環境がなくても、映像側を利用する選択は残ります。Versionsタブがある作品でワイドスクリーンの構図を見たいなら、Widescreen版へ切り替えることもできます。
「全部の条件を満たさないと使えない」ではなく、自分が今ほしい映像や音声まで選べたら、その時点で再生方法は決まっています。
今の環境で得られるのが「広い映像」までか「DTS:X音声」までか分かったら、見たい作品で利用できるIMAX Enhancedの再生方法を確認します。
これからDisney+を利用する必要があり、IMAX Enhancedで見たい作品と見方まで決まっている人だけ、Disney+(ディズニープラス)を登録前に確認したいことで現在の利用条件を整理できます。
今の環境に合う方法でIMAX Enhanced作品を1本見る
広い映像を見たいならIMAX Enhanced版、DTS:Xまで利用したいなら現在の対応条件を確認、通常の横長構図を見たいなら選択できる作品ではWidescreen版を選びます。
劇場IMAXと同じ環境を自宅に作ることが目的ではありません。今持っている機器で得られる映像と音声を理解し、自分に合う方法を選んだら、見たい映画を1本再生して本文を終えます。



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